月刊日本2020年5月号

【巻頭言】戦時宰相たる第一の資格は、絶対に強きことにある

【特集①】コロナ以後の世界
内田 樹 民主主義が危ない
佐藤 優 緊急事態が日常化する
白井 聡 資本主義は終わるのか

【特集②】危機を拡大させた安倍政権
福山 哲郎 安倍は指揮官失格だ
小池  晃 民主主義か、しからずんば独裁か
菅野完×福島伸享 安倍夫妻を絶対に許すな
中村慶一郎 安倍首相よ、自ら進退を決せよ

【特集③】権力の下僕となった新聞・TV
阿部  岳 沖縄メディアの覚悟
望月衣塑子 こんな記者会見でいいのか

山崎  拓 安保条約改定を政治決断すべき時だ
本間  龍 東京五輪は亡国への道

【特別連載】不平等条約「地位協定」を抜本改正せよ!⑪
本誌編集部 米軍を検疫できない日本

【特別連載】ルポ 外国人労働者⑨
山下 貴司 施行一年 入管法改正の意義を問い直す


【羅針盤】
森田 実 『論語』再学習のすすめ
菊池英博 EUの緊縮財政を葬り去る新コロナウイルス
宮崎正弘 コロナ恐慌の次に何が起きるか
小林 節 日本は身の丈に合った現実的な国防論を示せ

【連載】
<政治・経済・社会>
佐々木良昭 石油(佐々木良昭の中東入門講座)
植草 一秀 安倍内閣のGo to Hell政策
稲村 公望 新型ウイルスとかく戦え
青木  理 女将からの伝言
宮崎  学 コロナ危機と〈死の問題〉
鈴木 宗男 人間をモノ扱いする社会から脱却せよ
高山 住男 ソフトバンクGは再生するか
酒井 信彦 朝日は中国のメッセンジャー・ボーイ
池口 恵観 新型ウイルス関連語「三密」から「三密加持」を想う

<歴史・文化・思想>
西村 眞悟 日本国民は危機を克服する
三浦小太郎 古関裕而とその軍歌
松崎 哲久 高句麗の広開土王と戦う(400~407)
山崎行太郎 小林秀雄とマルクス(10)
奥山 篤信 『ナイチンゲール』(豪州映画、2018年)
中村 友哉 「死の欲動」とは何か
川口 雅昭 吉田松陰名辞(189)
南丘喜八郎 田中正造(二)
高野 善一 大隈と福沢(四)

さよならだけが人生だ 増田宋太郎

【著者・編集者に聞く】
『戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男』の大木毅さん

【編集部が薦める一冊】
『ペスト』(カミュ著、新潮社)