月刊日本2022年12月号


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【巻頭言】石橋湛山の気概と真摯、そして勇気に学べ

【特集】米中戦争の危機 日本を戦場にしないために
内田  樹 戦後日本の精神構造は「焼け跡のバラック」のままだ
白井  聡 アメリカの代理戦争に加担するのか
栁澤 協二 米中に戦争回避を働きかけよ
東郷 和彦 ネオコンの挑発が米中戦争を引き起こす
村上誠一郎 外交で戦争の動機を摘みとれ
齋藤  健 「冒険主義のリスク」がこれまで以上に高まった

阿部  岳 ひろゆき氏の沖縄ヘイト これは日本全体の問題だ
ロマノ・ヴルピッタ 右派政党の台頭を招く「西洋の没落」
高田 昌幸 気に入らぬ記事に〝謝罪〟迫る電通の度し難い傲慢
菅沼 光弘 台湾危機を煽っているのは米国だ
小西 隆裕 中ロ脅威論と核共有論

【羅針盤】
菊池 英博 進む円安・必死に抑える政府
宮崎 正弘 独裁王朝が甦った
小林  節 宗教2世への深刻な人権侵害 人権享受の前提が壊されている

【連載】
<政治・経済・社会>
佐々木良昭 秘密外交
倉重 篤郎 真っ当な「財政規律」取り戻せ
植草 一秀 貧困問題元凶の消費税
菅野  完 統一教会より悪質な〝民主主義の敵〟
稲村 公望 即時停戦の談判に赴け!
西村 眞悟 日本はウクライナ戦争で「中立」を貫け
青木  理 法相更迭から見えるもの
鈴木 宗男 戦時体制に移行したロシア
高山 住男 円安を放置する政府・日銀の罪
中村 友哉 岸田首相辞任はそう遠くない
酒井 信彦 問題にすべきは旧統一教会より創価学会・公明党だ

<歴史・文化・思想>
佐藤  眞 封印された湯武放伐論
適菜  収 『ナショナリズムとは何か』アントニー・スミス
三浦小太郎 金明俊著 『北朝鮮やさぐれ記』1990年代の北朝鮮社会
松崎 哲久 日本列島の時を刻んだ暦(上)
山崎行太郎 「小林秀雄」論と60年安保
奥山 篤信 『スペンサー ダイアナの決意』(英米独チリ合作映画、2021年)
川口 雅昭 父母に順ならざれば、天下の快ありと雖も、亦何ぞ言ふに足らんや
池口 恵観 日本・中国の新時代は四書五経の再確認から
高野 善一 固定観念群(十五)

さよならだけが人生だ むのたけじ

<著者に聞く>
『宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて』の佐々木実さん

<書評 編集部が薦める一冊>
『この父ありて 娘たちの歳月』(梯久美子、文藝春秋)