目覚めよ日本―列強の民族侵略近代史

渡辺洋一(著)1928年大阪府生まれ。2013年2月刊行

第一の問題 大航海時代、コロンブスがカリブ海に出現して以降の五百年余りの近代史は、白人列強諸国による残虐非道な「弱小民族侵略」の歴史そのものである。その事実は「占領軍による世界史」では語られないばかりかねつ造され、現代における世界の貧困と混乱との大きな原因となっている。
第二の問題 軍事覇権の中国は白人列強による「弱小民族侵略」を学習し、その強大な軍事力により、近隣諸国を侵略。アジアを制覇し、我が国にも迫りつつある。ところが、我が国の政治家たちは党利党略に溺れ、財界は利潤追及の中国投資に走り、マスコミは真実を語ろうとしない。