著者/奥山篤信
2024年7月9日発売・定価2,000円+税
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作品紹介
僕は映画評論家として、映画を観続け、映画論を書き続けてきた。そこでは、カメラワークや映像技術という〈映画の形式〉ではなく、監督のメッセージや俳優の演技、ストーリーの構成など〈映画の実質〉に注目してきた。そのようにして、父から教わった映画の素晴らしさを、父の人生を通じて味わうことが、僕の人生でもあったのだ。(「はじめに」より抜粋)
批評とは無私の精神であると言ったのは小林秀雄であるが、この『僕が選んだ現代映画傑作選』を貫いているのは、この「無私の精神」としての公平さである。(富岡幸一郎)
目次
推薦の辞 文明批評としての映画評論 富岡幸一郎
第1章 政治権力の恐怖
第2章 正義か、それとも偽善か
第3章 宗教の闇、そして人間の原罪
第4章 現実に存在する崇高な人間愛
第5章 純粋娯楽映画
商品情報
ISBN 978-4906674855
判型・ページ数 四六判上製・288ページ
初版奥付日 2024年7月9日
書名 ボクガエランダゲンダイエイガケッサクセン