薔薇と脳

著者・あまのけいいち
2016年12月23日 発売・定価1,200円+税

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作品紹介

薔薇の香りが脳を癒す――。
 薔薇の香りが、認知症回復の妙薬? なぜパリで香水が生まれたのか?
 NHK「きょうの健康」でもおなじみの脳外科医が描く、「薔薇と脳」をめぐる癒しのエッセイ。
  
 「香りという無限の組合わせを感じる嗅覚は、動物をそれ自体で喜ばすものである」
 レオナルド・ダ・ヴィンチがこう言ったように、人間にとって香りはとても大切なものです。その中でも、薔薇の香りは特別です。たとえば薔薇の香りは、あなたが認知症かどうかを教えてくれ、認知症から救ってくれます。薔薇は、あなたの奥底にはたらきかけ、回復不能と思われた深い傷を癒してくれるのです。
 
 〈良い香りをかいで、「うわぁー! すごくいい匂いだな」と思うときに、それを感じる脳の中で何がおきているのか? それをできるだけわかりやすく書いてみようと思い立って、キーボードの前に座った。〉(あとがきより)

 認知症が気になる方はもちろん、香りに携わる料理人やアロマテラピスト、何より薔薇好きの方に読んでほしい一冊です。
 

目次

はじめに 

第1話 薔薇の香りで認知症かどうかがわかる!

第2話 薔薇の香りにはどんな種類があるのか?

第3話 香料の原料としての薔薇

第4話 なぜパリで香水が生まれたのか?

第5話 アロマテラピーと薔薇

第6話 薔薇と嗅覚と「原始脳」

第7話 行ってみよう! フランスでいちばん美しいといわれる村

第8話 フランス・ベルエポックの時代と画家

第9話 薔薇と家紋

おわりに

商品情報

ISBN        978-4-906674-69-5
判型・ページ数  四六判並製・132ページ
初版奥付日    2016年12月23日
書名       バラトノウ