2020年10月31日発売・定価2,000円+税
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作品紹介
正岡子規が「父」と慕った男がいた。
不平等条約、足尾鉱毒事件、増税、格差――。
蔑ろにされた国民の幸福と、日本の独立のために、新聞『日本』を発刊。
時の政府や権力者の理不尽と、筆一本で闘った男。
陸羯南の思想と生涯を活き活きと描いた、待望の一冊!
佐高 信 弱者に涙して強者を撃つ、反骨の言論人を活写した熱書を推す!
青木 理 新聞は「独立紙」たりえているか。思想と時代を超えて至言が響く!
目次
はじめに
第一章 正岡子規が慕った「翁」
第二章 賊軍の地・東北が育んだ反骨精神
第三章 『日本』創刊
第四章 『日本』と条約改正反対運動
第五章 陸羯南・田中正造と福沢諭吉の対決
第六章 『日本』の弱者救済論
第七章 羯南の税制論
第八章 羯南と『日本』に魅せられたひとびと
第九章 羯南の「浪人」という生きざま
第十章 国粋主義は何を語ったのか
第十一章 国粋主義と武士道精神
第十二章 羯南の自由主義論
第十三章 羯南の死
第十四章 羯南亡き後の同志たち
第十五章 羯南の義憤
おわりに
陸羯南関連年表
主要参考文献
コラム1 子規と羯南の「賄征伐事件」
コラム2 弘前の「養生哲学」と羯南
コラム3 辛亥革命に挺身した山田良政と羯南
コラム4 陸姓の由来
商品情報
ISBN 978-4906674763
判型・ページ数 四六判変形並製・288ページ
初版奥付日 2020年10月31日
書名 クガカツナン