あべとしゆき(著)2014年4月刊行
故郷福島の被災を眼にして振り返る、戦後の少年時代、高校生活、演劇への情熱。
銀座のバーテンダー仲間で結成した草野球チーム「銀座ドリンカーズ」。
中塚の死や、ヤクザとの大太刀回りや・・・。
あれは、昭和の高度経済成長期だった。
あの時の中島も、どこへいったのか。
今は波の向こうに消えて戻らない、いくつもの、時代がありました。
著者略歴:阿部利之(あべとしゆき)昭和12年、福島市飯野町大久保に生まれる。
川俣高校卒業上京、児童劇団「風の子」に入団し、日本全国を巡業公演。
退団後、銀座に飲食店「志野」を開店。15年後に閉店。
昭和62年、東京都中央区議会議員。
平成3年より、参議院議員・樽崎泰昌の秘書。
平成10年、コスモサーブ㈱取締役専務。
平成20年、㈱アクト取締役専務。
福島県人会常任理事。㈱林養魚場顧問。
著書に『飯野ものがたり』(昔ばなし小手子姫)『人生いろいろ』。