月刊日本2018年6月号


【巻頭言】 手を翻せば雲と作り 手を覆せば雨となる

【特集①】破綻した属国外交
亀井静香 「アメリカのポチ」として生きるのか!
村上正邦 拉致問題――「残酷な事実」と向き合う覚悟はあるか
小林興起 金融でも貿易でもカモられる日本
内田 樹 「属国という現実」から逃げるな

白井聡×片山杜秀 日本は破局的状況に突入した

二階俊博 総裁選は騒ぐだけが能じゃない
西原春夫 森友・加計問題の本質は「国家像の対立」だ

【特集②】公文書問題の核心
奥山俊宏  公文書の私物化を許すな
東郷和彦  私が作成した記録が廃棄された

【特集③】サイレントワールド(沈黙の世界)になった日本の田んぼ
中村陽子 ネオニコ系農薬が脳障害を引き起こす!?
高橋一夫 子供のうちに伝統的食習慣をつけよ

中村慶一郎 害を垂れ流す櫻井よしこ氏

【羅針盤】
森田 実 指導的地位に立つ者は、常に紳士でなければならぬ
菊池英博 トランプに潰された安倍首相の〝でっち上げ〟国難
宮崎正弘 在韓米軍撤退という選択肢
稲村公望 日韓密約を公開せよ

【連載】
<政治・経済・社会>
植草一秀  問われる主権者の矜持
小野耕資  低すぎる最低賃金を見直し東京一極集中を改善せよ
宮崎 学  〈屈辱の時代〉がやってくる
青木 理  検察に文書改竄を捜査する資格はあるか
鈴木宗男  拉致問題は「出口論」で臨め!
高山住男  緑豊かな公園を守れ! 中野区民が行政を提訴
平沢勝栄  日本は自ら主導し拉致問題の解決を目指せ(マット安川のずばり勝負!)
ヤーバーニ トルコ大統領選挙はエルドアン独裁を終わらせるか

<歴史・文化・思想>
佐藤 眞  斉彬ははたして「賢候」であったのか
西村 眞悟 復讐の文書「日本国憲法」
三浦小太郎 内田良平とレーニン
山浦 嘉久 「毛沢東化」する習近平
松崎 哲久 大嘗祭の旧儀復元(1787)
山崎行太郎 小林秀雄とデカルトとマルクス
奥山 篤信 『ウィンストン・チャーチル(原題:DARKEST HOUR)』
四宮 正貴 萬葉集に歌はれた日本の心(136)
中村 友哉 日韓基本条約が改定される日
川口 雅昭 吉田松陰名辞(166)
酒井 信彦 女性専用車という偽善
池口 恵観 いま政治家・官僚に求められる山岡鉄舟の「深沈厚重・磊落豪雄」!
南丘喜八郎 大塩平八郎

【編集部が薦める一冊】
『独裁者のためのハンドブック』(ブルース・ブエノ・デ・メスキータ他、亜紀書房)