吉田松陰 武教全書講録

Bukyou川口雅昭著(2014年12月刊行)

日本人がまだ偉大であった時代、いかなる教育を受けて本物の武士達は育ったのか。
維新の志士達を育て、自らも若くして国に殉じた吉田松陰による、武士は日々いかにあるべきかを説いた講義録の完全現代語訳(原文も収録)。
日々の過ごし方から、お金の使い方、女性の在り方まで、日常の生活から武士の覚悟は生まれるとした松陰の教えは今の時代でも決して色あせることはない。
高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文など数多くの志士達を生み出した吉田松陰の教育とは、そして本物の武士の教育とはいかなるものだったのか。
松陰が「先師」と仰いだ山鹿素行の『武教全書(武教小学)』をテキストとして、武士とはいかにあるべきかを説いた吉田松陰の幻の講義録、戦後初の現代語訳出版成る。
講義のテキストとなった山鹿素行『武教全書』の該当部の原文・現代語訳も完全収録。