【書評】 自分をみつめる禅問答
山中伸弥氏がiPS細胞研究によってノーベル生理学賞・医学賞を受賞した。この研究は再生医療の可能性を一段と高めるもので、将来的には体のどんな...
山中伸弥氏がiPS細胞研究によってノーベル生理学賞・医学賞を受賞した。この研究は再生医療の可能性を一段と高めるもので、将来的には体のどんな...
国体論発展史において、明治時代に田中智学が提唱し、智学の三男、里見岸雄(本誌平成二十三年六月号参照)が昭和初期に体系化した「科学的国体学」...
戦後、物質至上主義が強まったわが国でも、お盆などの行事を通じ祖先の霊を祀るという感覚が維持されていることに、安堵感を覚える。 お盆の入...
日韓関係が危機的状況に陥っている。韓国の李明博大統領が竹島に上陸し、天皇に謝罪を求めたと報じられたことにより、日本中をナショナリズムが席巻...
日本国内でアメリカに対する反発の声が大きくなっている。沖縄をさらなる危険にさらすオスプレイの配備を強行しようと画策し、日本経済に壊滅的打撃...
小野篁(802年~853年)は政敵である藤原常嗣による政治の壟断に反抗し、遣唐副使として唐への派遣が決まっていたにもかかわらず、病気と称し...
今日の日本社会は親米主義者によって牛耳られている。彼らは中国の強大化を前にして、日本は早急にTPPに参加すべきだと雄弁をふるい、沖縄のオス...
昭和七年の五・一五事件で三上卓らとともに決起した古賀清志は、翌八年三月十日、横須賀海軍刑務所における訊問調書で決起に至る自らの思想形成過程...
勝者が敗者に赦しを乞い、その魂を慰撫し、鎮めるのが日本の歴史であると言えよう。もちろん、表の政治史は勝者によって推進されていくのだが、裏の...
本書は、郵政民営化に反対して日本郵政公社理事を退任した稲村公望氏(本誌レギュラー執筆者)が、「文明地政学協会」旬刊誌『みち』に連載した「黒...